貼り付けたまま無線通信で書き換えが可能な厚さ0.4mmの電子ペーパーラベルを開発
トッパン・フォームズ株式会社
トッパン・フォームズ株式会社は、厚さ0.4mmで紙のように薄く、無線通信でバーコードなどの表示書き換えが可能な電子ペーパーラベルを開発した。書き換え部には、表示内容の維持に電力が不要な電子ペーパーモジュールを採用している。コンビニエンスストアや量販店、物流拠点など様々な場面で行われている出荷、検収業務などの効率と確実性を大幅に改善し、環境負荷の低減にも貢献にする新しいラベル製品である。
●製品の特徴
① 0.4mmの薄さでラベル化し、表示の書き換えを実現
独自開発の印刷配線技術を活用した背面電極基板を採用し、0.4mm厚でバーコード表示が可能な電子ペーパーモジュールを実現。プリント配線板を使用した一般的なモジュールと比較して、格段に薄くフレキシブルとな
り、ラベル化が可能で、また、表示モジュールにガラスを使用していないため割れる心配がなく、振動や衝撃など、一定の負荷がかかる環境での使用も可能。
② 無線通信書き換えで、環境負荷やランニングコストを低減!貼り替えミスによるロス発生も防止
無線通信で表示の書き換えができるため、紙のラベルのように都度差替える必要がなく、コンテナなどに貼り付けたままでの運用が可能。そのため、ラベルそのもののほか、印字に必要なプリンターや、消耗品などの廃棄物が削減され、環境負荷の低減に貢献できる。
また、ラベルの貼り替えにかかる人件費の削減や、印字ラベルの貼り替えミスによるロス発生の防止にも効果的である。
③ 電力消費は書き換え時のみ!バッテリー切れによる表示内容消去の心配も不要
電力が必要となるのは表示内容の書き換え時のみとなり、表示内容は電力供給がない状態でも維持されるため、小型バッテリーでも長期間の運用が可能となる。液晶などの表示媒体と比べて大幅な省電力化を図ることができ、配送中のバッテリー切れによる表示内容消去の心配もない。
④ 1万回書き換え後でもバーコード読み取りが可能
表示パターンを絞ったセグメント型で高精度な電子ペーパーを使用しているため、1万回の表示書き換えを行った後でもスムーズにバーコードの読み取りが可能。
●今後の展開
2010年4月より本製品の販売を開始し、バーコードラベルを利用して物流管理を行っている流通業界や物流業界を中心に2010年度中で3万枚の販売を目指す。