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2010年2月10日 (水)

環境・エネルギー事業拡大に向けた電池事業新会社を設立

~NECグループの電池事業体制を強化~

日本電気株式会社/NECトーキン株式会社

 日本電気株式会社(NEC)とNECトーキン株式会社は、このたび、NECトーキンの大容量ラミネートリチウムイオン二次電池事業を分社化し、2010年4月1日に、新会社「NECエナジーデバイス株式会社」(NECの100%子会社)を、設立する。

NECは、大容量ラミネートリチウムイオン二次電池事業を、NECグループの新たな成長領域となる環境・エネルギー事業の中核と位置づけている。
また、同事業の中でも特に、自動車用高性能リチウムイオン電池の中核部品となる電極事業を推進する上では、自動車部品として要求される高い品質を達成する品質管理体制の整備や、自動車メーカーとの密接な連携、競合他社との激しい開発競争を乗り切るための継続的な研究開発への投資等、十分な経営資源の投入が必要となる。
このたびの新会社設立は、大容量ラミネートリチウムイオン二次電池事業を、従来のNECトーキンの電子部品事業と分離し、NECグループにおいて同事業をより一体化して投資・事業・生産・技術をマネジメントする体制を構築するものである。
NECは今後も、自動車用高性能リチウムイオン電池の電極を中心に、積極的な投資により、環境・エネルギー事業への取り組みを一層加速していく。

また、今後のNECトーキンは、素材型電子部品メーカーとして、キャパシタ、EMC等の電子部品事業に経営リソースを集中し、リチウムイオンキャパシタや磁性材料、圧電センサなど、環境・エネルギー市場を意識した製品展開を進め、事業の成長を図っていく。なお、角型電池事業については、NECトーキンが事業撤退を決定しており、完全終息までの間、NECトーキンは顧客サポート、品質保証などの事業を継続する。

大容量ラミネートリチウムイオン二次電池は、電気自動車およびハイブリッド自動車用途での市場拡大が見込まれることに加え、今後は家庭用、産業用および系統用の蓄電システムへの適用が有望視されており、CO2の排出を削減し地球温暖化抑制に貢献できるキーコンポーネントとして、様々な領域への事業拡大が期待されている。

NECおよびNECトーキンは、2007年4月に、日産自動車株式会社とともに設立した合弁会社オートモーティブエナジーサプライ株式会社(以下、AESC)において、自動車用高性能リチウムイオン電池(セル、パック)の開発・生産を進めている。
また、NECトーキンでは、同電池向けの電極を量産化するため、神奈川県相模原市において、電極製造ラインを順次設置し、立ち上げを進めている。
NECは、AESCへの出資に加えて、2009年4月、社内に環境・エネルギー事業推進室を設置し、NECグループとして、自動車向け電池事業や、将来の伸張が見込まれている大型蓄電システムなど、環境・エネルギー事業分野の事業戦略の推進・事業開発を進めている。

新会社の概要商号:NECエナジーデバイス株式会社
(英文商号:NEC Energy Devices, Ltd.)
本店所在地:神奈川県相模原市
資本金:4億円(NEC100%)
従業員数:約300名(予定)
設立日:2010年4月1日(会社分割の効力発生日)
代表取締役社長:佐藤 護(さとう まもる)
生年月日:1951年12月2日(58歳)
事業概要:大容量ラミネートリチウムオン二次電池、電極および環境・エネルギー分野に関する製品の開発、製造、販売および保守

※新設分割方式による分社化および新設会社株式の譲渡について
2010年4月1日、NECトーキンが大容量ラミネートリチウムイオン二次電池事業を新設分割し、新会社株式4,000株を取得(NECトーキンの100%子会社)。同日、直ちに、NECトーキンは新会社株式の全株式をNECに譲渡(NECの100%子会社化)。

http://www.nec.co.jp/press/ja/1002/1004.html

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