水銀フリーを実現した高輝度プロジェクタを開発
~新開発のレーザー&LEDハイブリッド光源を搭載~
カシオ計算機株式会社
カシオ計算機株式会社は、“クリーン&グリーン”をコンセプトにした次世代プロジェクション光源として、水銀フリーで高輝度の投映を可能にするレーザー&LEDハイブリッド光源を開発した。新光源の搭載により、水銀フリーを実現した『グリーン スリム プロジェクタ』(GREEN SLIM PROJECTOR)を、1月29日より順次発売する。
現在、2000ルーメン以上の高輝度データプロジェクタには、光源として高圧水銀ランプが用いられている。環境に悪影響を及ぼす水銀を含まないLEDやレーザーなどの半導体光源は、次世代のプロジェクション光源として有望視されているが、緑色の高出力光源が量産化されていないため、現状では低輝度の小型プロジェクタ用光源として使用されるに留まっている。
同社では今回、レーザー・蛍光体・LEDの組み合わせにより、水銀フリーで高輝度を実現する、独自のハイブリッド光源を開発した。青色レーザー光を蛍光体によって緑色に高効率変換することで、従来の半導体光源では困難とされてきた緑色光の高出力化を実現。青色レーザー光、青色レーザー光を蛍光体で緑色に変換した光、赤色LEDの発する光を、DLPチップを通してスクリーンに投映することで、2000ルーメン以上の高輝度化を可能にした。
同製品は、レーザー&LEDハイブリッド光源を搭載することで、明るい部屋で投映できる高輝度(2000~3000ルーメン)を、高圧水銀ランプを用いることなく実現した次世代のデータプロジェクタ。本体はスリム(厚さ43mm)で軽量(重さ2.3kg)なA4サイズで、色純度の向上による美しく鮮やかな発色、光源寿命約2万時間、最短8秒で最大輝度の投映が可能で電源OFF時のクールダウンも不要など、ユーザビリティーの面でも大幅に進化している。
1,280×800ドット(16:10)のWXGAリアル表示に対応したモデル、PCレスの投映やPCとのワイヤレス通信が可能なモデルも用意するなど、ラインアップも充実。プロジェクターの常識を根本から変える先進のレーザー&LEDハイブリッド光源と、多彩なシーンに対応する充実した機能により、ビジュアルコミュニケーションの可能性を大きく広げる。
http://www.casio.co.jp/release/2010/xj-a155.html