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2010年1月28日 (木)

DNP、書籍専用のICタグと高速装着可能な実装技術を開発

~コミックや文庫本の製本加工の速度と同じ12,000枚/時を達成~

大日本印刷株式会社

 大日本印刷株式会社は、書籍の背表紙の裏面に装着する幅10mmの書籍専用ICタグを開発するとともに、そのICタグの高速実装技術を開発し、コミックや文庫本の製本加工速度と同じ1時間あたり12,000枚の装着を達成した。

【概要】
■高速装着が可能な書籍専用のICタグと実装技術
 一般的に、UHF帯のICタグは、書籍の用紙に含まれる微量な水分によって、通信性能に影響を受ける場合がある。また、書店などで書籍を積み上げた際のICタグの厚みによる荷崩れなどを防ぐためにも、書籍の背表紙部分にICタグを装着することが求められている。そこで、ICタグの幅を10mm以内にするとともに、水分の影響を少なくするように考慮した独自のアンテナ設計により十分な通信性能を実現した。
 幅10mm・長さ100mmの細長いICタグを蛇行することなく、所定の位置に正確に装着できるよう、実装技術の改良を図り、製本加工と同じ12,000枚/時の装着能力を実現した。

■出版業界の収益拡大や効率化、合理化を支援
 書籍に実装したICタグは、2008年より書籍の販売方法(責任販売制と委託販売制)の識別に活用されている。これにより、同一書籍で、販売方法ごとの売れ行きや返本率の比較が可能になり、そうしたデータを収集・分析することによって書店側の利益向上や販売部数の増加に結びつけるなど、一定の効果が表れている。

 このほか、出版社や取次、書店における膨大な書籍の在庫管理の効率化や販売動向の把握、万引き防止などへの活用も期待されている。本を購入する生活者の利便性や満足度を高めるとともに、出版社、取次、書店の管理業務の効率化を実現する。

http://www.dnp.co.jp/news/1211665_2482.html

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