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2009年12月21日 (月)

次世代レーザ事業推進チームを発足

古河電気工業株式会社

 古河電気工業株式会社は、ファイバレーザ(注1)、可視光レーザ等の産業用レーザの事業拡大に向けて次世代レーザ事業推進チームを12月16日付けで新たに発足した。溶接、切断等の加工用途、電子部品加工や医療機器用途等、今後拡大が見込まれる市場に注力し、2012年には年間20億円、2015年には年間60億円の売上をめざす。
背景
 同社ではこれまで次世代のレーザ技術として期待されているファイバレーザの研究開発を進めてきた。これまでの活動により、赤外光が使われる光通信帯の技術を活用して、波長変換(注2)により実現される可視光レーザ技術、数百ワット級のシングルモードファイバレーザ技術、キロワット級のマルチモードファイバレーザ技術等を大きく進歩させることができた。今後の産業用レーザ市場の拡大と、今後の低炭素社会の実現に向けて省エネルギーで環境に優しいことで期待されるファイバレーザ技術への移行を見据え、今回、製造、販売も含めた社内機能を1つのチームに集約した。新チーム結成により、開発のスピードアップ、製造、販売体制の強化をはかっていく。
ターゲット市場・用途
 まずは国内市場をターゲットとして、溶接、切断等の加工用途、電子部品加工や医療機器用途等、今後拡大が見込まれる市場に注力していく。海外市場へはレーザ用の光部品に強みを持っている同社子会社OFSと共同で市場開拓をはかる。OFSとの協業により光部品からレーザ製品までの開発力、技術力、販売力を発揮し、古河グループ全体でトータルソリューションを提供し、ユーザーに役立つ製品作りをしていく。
チーム目標
 同社の米国子会社であるOFSが強みを発揮する市場分野も含めて、売上規模の拡大をはかり、目標としては、2012年には年間20億円、2015年には年間60億円の売上をめざす。OFSを含めた古河グループ全体の技術力を統合し、世界のトップレベルの製品製造と顧客サポートをしていく。
用語解説
(注1)ファイバレーザ:
 ファイバレーザは光ファイバを活性媒質に用いたレーザの総称。レーザは誘導放出が可能な活性媒質の中に光を閉じ込め、増幅させる。ファイバレーザ以外では、活性媒質に気体を用いるレーザ(例えば炭酸ガスレーザ)、固体を用いるレーザ(例えばYAG レーザ)、半導体や色素液体を用いるレーザが一般的。
(注2)波長変換:
 光学結晶中の非線形光学効果により、入射する光の波長を1/2、1/3、1/4などに変換する技術。同社ではファイバレーザから放射される赤外光の波長1064ナノメートルを1/2に変換し、波長532ナノメートルの緑色光(可視光)を実現したデバイスを製品化している。
http://www.furukawa.co.jp/what/2009/comm_091221.htm

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