小型スリムボディーで広い動作範囲を実現した産業用ロボットを発売
三菱電機株式会社
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、生産現場の各種FA(ファクトリーオートメーション)機器の連携を強化する三菱FA統合プラットフォーム『iQ Platform』に対応した産業用ロボット『MELFA SQシリーズ』の新製品として、小型スリムボディーで広い動作範囲を実現した垂直多関節形ロボット『MELFA RV-2SQ』を10月5日から発売する。
同製品は『国際ロボット展(11月25日から11月28日 於:東京ビッグサイト)』にて展示実演される。
■特徴
1.小型スリムボディーで省スペース設置。小型ながらも広い動作範囲を実現
アーム幅を従来比※1 約3分の2に抑えた小型スリムボディーにより、周囲との干渉が少なく、狭いスペースで設置できる。最小動作半径はアームの長さと形状の最適化により従来比※1 56%減の140mmと小さく、ロボットの根元間際まで作業可能で、動作範囲(最大半径―最小半径)が従来比※1 113%の約360mmと広くなった。また、旋回軸の回転範囲を従来機種※1の340度から480度に拡大したことにより、今までデッドスペースだったロボット後方での作業が可能となり、作業エリアも拡大した。
※1: 同社従来機種の垂直多関節形ロボット『RV-3SQ』(定格可搬質量3kg)との比較
2.作業の高速化と高精度化を実現
サーボモーター制御の最適化により、手首軸部(J4,J5,J6軸)の速度を従来比※1 約10%高速化した。これにより、組立作業に多い作業姿勢の変更が迅速になるなど、タクトタイムの短縮に貢献する。位置繰り返し精度も±0.02mmと高精度を実現。
3.『iQ Platform』対応により、ライン全体の効率を向上
同社FA統合プラットフォーム『iQ Platform』に対応しているので、生産設備を制御するシーケンサとのデータ交換や上位の情報システムとのデータ交換が高速に行える。これにより、システム全体のタクトタイム短縮を図ることができ、ライン全体の効率が向上するので生産現場の省エネにも貢献する。また、表示器GOT※2との親和性も向上させており、ロボットの現在値データやエラー内容などを簡単に表示できる。
※2: GOT(Graphic Operation Terminal)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2009/0925.htm