OKIデータ福島工場のCO2排出量を247トン削減
~照明設備の改善などで消費電力を12%削減~
株式会社沖データ
株式会社OKIデータは、国内生産拠点である福島事業所(福島県福島市)の照明設備の省エネ対策などを実施し、使用する電力と燃料を減少させ247トンのCO2削減に成功した。また、電力・燃料使用量の削減のほかパレットの再利用などの環境対策を進め、2008年度は、2007年度と比較して年間1,880万円の費用を削減した。
福島事業所では、国内向けにドットインパクトプリンタの上位機種の生産と、LEDプリンタ・複合機の国内市場向け最終調整を行なっている。徹底してムダを省いた最少人数によるセル生産方式など、少量多品種対応の生産体制を構築している。
今回福島事業所では、インバータ式蛍光灯への交換を促進したほか、照明設備に人感センサシステムを導入し無駄な使用電力を抑制した。また、同社ではセル生産方式を採用しているが、各セルの位置と照明の位置を合わせることで、セルごとに装備されていた照明をなくしたほか、窓ガラスに断熱コーティングを施すなどの省エネ対策を実施し、使用電力全体の12%にあたる376MWhを削減した。
さらに、作業後の手洗い用にボイラーから供給している温水の温度を、冬時は8度下げ、夏時は3度上げることで、燃料の使用量を15%削減した。このほか年間4,000枚のパレットを再利用することで、新規パレットの購入と使用済みパレットの廃棄を抑えた。また基板生産ラインでは、従来の基板製造装置の代わりに少量多品種の基板生産の効率化の為、小型・省エネ型の設備を導入することで納期短縮と電力削減を行なった。
今後もさらに効率化をすすめ、最小限の環境負荷とコストによる生産体制を構築していく。また、今年度は欧州のREACH(リーチ)規制への本格対応にむけ、新システムの導入と、国内外の生産拠点におけるサプライヤ様向け説明会を実施し、体制構築をすすめていく。