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2009年7月21日 (火)

光学式手ぶれ補正ユニットを開発

~モバイルカメラの撮影性能を飛躍的に改善~
日本電産サンキョー株式会社

 日本電産サンキョー株式会社は、モバイルカメラの手ぶれ補正に対応する、同社独自のモジュールチルト方式による光学式手ぶれ補正ユニット『HBシリーズ』を開発した。
1.開発経緯
 携帯電話などに代表されるモバイルカメラは、小型化が進む一方で高画素化やオートフォーカス機構の搭載などその機能は日々強化されており、デジタルカメラと同程度の撮影性能をもつようになった。最近では更なる高機能が追求されるなかで、より鮮明な画像撮影を可能にする手ぶれ補正へのニーズが高まっている。同社では、このようなモバイルカメラ市場の新しいマーケットニーズに応えるために、モータやレンズアクチュエータ事業で構築した磁気回路設計ノウハウや、光ピックアップなどの光学製品における制御技術として培ってきたサーボシステムを展開し、モジュールチルト方式による光学式手ぶれ補正ユニット『HBシリーズ』を開発した。
2.製品概要
 同製品は、手ぶれ補正機能を担うアクチュエータが、レンズや撮像素子などから構成されるカメラモジュール全体を動かす『モジュールチルト方式』としたことで、モバイル機器への搭載に適したシンプルな構造となった。カメラモジュールには手ぶれを感知するジャイロセンサが搭載されており、このセンサが感知した手ぶれに対し、独自のVCMアクチュエータがカメラモジュール全体の姿勢を制御することで撮影時の手ぶれを補正する。同製品の手ぶれ補正は、クローズドループ制御による傾きの感知と補正を繰り返すことにより、従来までの手ぶれ補正方式に対して高い補正能力を実現している。一般的なモバイルカメラに搭載されているデジタル補正などの手ぶれ補正では、補正処理による画像劣化が生じるとともに、動画補正への対応においては処理能力の面で課題があった。同社が独自に開発したモジュールチルト方式による光学式手ぶれ補正は、集積度の高いシンプルな一体構造であることからモバイル機器への搭載が可能で、小型モジュールでありながら本格的な光学補正を実現し、動画撮影時の手ぶれ補正にも対応する画期的な製品である。

http://www.nidec-sankyo.co.jp/news/090721/20090721.pdf

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