『factor4』モデルルームを完成
~金型高機能パーツへの取り組みを自社製品と共に稼動展示~
株式会社松井製作所
株式会社松井製作所は、factor4のモデルルームを大阪工場に7月末に完成したと発表した。
同社はプラスチック成形工場でfactor4(資源消費半分で時間当たり生産量を2倍にし、資源生産性を4倍にする)を提唱し、それの関連機器を展示している。今回のモデルルームは省エネ性能を向上した機器の展示に加え、生産量を増大させる金型の新技術を紹介している。
モデルルームは以下の機器にて構成され実演を行う。
1.金属光造形複合加工技術による金型機能パーツ(入れ子)の製造実演
・3次元冷却水管により、冷却効率を飛躍的に向上させ、ハイサイクル化を実現するための金型高機能パーツ
・ポーラス部の配置により、キャビティ内のガスが金型内に留まることによるトラブルを解消できる金型高機能パーツ
・これらの二つの機能を併せもった金型高機能パーツ。
2.省エネ・省資源性能を向上したオリジナル機器
・従来機比べ40%以上の省エネを可能にした省エネ機能付乾燥機
・原料替え時の原料ロスを低減する機能がついた新型質量式の配合装置、簡易清掃式低速粉砕機
・ムダな水の使用をなくし、水質の維持ができる空冷密閉式水冷却システム(エコブリッド)
3.省エネ状況がリアルタイムに監視できるエネルギー管理盤
・構成機器のそれぞれの使用電気量、原料消費量を把握し、製品1ヶ当たりの使用電力と使用原料の量を管理する
4.実際の成形ラインをイメージし、高機能金型を取り付けた射出成形機(100トンクラス)の実演
そのほか静展示として、バンパー破砕機、高速粉砕機、ダンゴ圧延機、低速粉砕機とリサイクル装置の一体型装置などが展示されている。
今後は、「潜熱利用高速冷却技術」を利用した金型を追加展示する予定。また、今後も継続的に省エネ製品の開発と時間当たりの生産量を上げる製品を開発し、このモデルルームに追加する予定である。