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2009年6月10日 (水)

環境負荷を低減した水銀0%のアルカリボタン電池を発売

ソニー株式会社

環境負荷を低減した 水銀0%のアルカリボタン電池 発売

ソニー株式会社は、アルカリボタン電池(LR)の無水銀化を達成し、環境に配慮した水銀使用率0%の同電池全6機種を発売した。
同社従来のアルカリボタン電池は、負極材に水銀を付加し、電池膨れなどの原因となる水素ガスの発生を抑制していた。また、正極材の水素ガス吸収能力が低いという特性があり、アルカリボタン電池の無水銀化は技術的に困難とされてきた。今回発売するアルカリボタン電池は、正極材に水素ガスの吸収材を配合するという同社独自の技術を新たに採用し、既に酸化銀電池(SR)で採用している負極材の水素ガス発生抑制技術と併せることで、無水銀化を実現した。

【同社のボタン電池における環境への取り組み】
同社は、年間約3億個のアルカリボタン電池と酸化銀電池を販売している※1。既に無水銀化を実現している酸化銀電池に加えて、今回新たにアルカリボタン電池を無水銀化することで、両電池あわせて年間約470kg、500mlペットボトル換算で約68本分の水銀を削減※2。
一般的に水銀は、不適切に廃棄された場合、食物連鎖により環境や人体に深刻な影響を与える可能性があると指摘されている。同社では、環境負荷低減に貢献すべく、より一層の技術力の向上を目指していく。

※1 2008年度ソニー製酸化銀電池(SR)とアルカリボタン電池(LR)の出荷実績より
※2 同社調べ

○新商品一覧
アルカリボタン電池『LR44-ECO』 11.6×5.4
アルカリボタン電池『LR43-ECO』 11.6×4.2
アルカリボタン電池『LR41-ECO』 7.9×3.6
アルカリボタン電池『LR1130-ECO』 11.6×3.05
アルカリボタン電池『LR1120-ECO』 11.6×2.05
アルカリボタン電池『LR44-2ECO』(二個入り) 11.6×5.4
サイズ(mm)、外径×高さ
公称電圧(V) 1.5V
発売日 10月10日
希望小売価格 オープン価格

【従来のアルカリボタン電池に添加していた水銀の役割】
アルカリボタン電池は負極に亜鉛、正極に二酸化マンガン、電解液にアルカリ水溶液を使用した電池。負極活物質である亜鉛は、アルカリ水溶液中で保存すると腐食反応のため溶解する。亜鉛の溶解は同時に電解液の分解を伴って水素ガスを発生する。
発生した水素ガスは電池の内圧を上昇させ、電池膨れや液漏れの原因になるため、これを防止する為に従来は亜鉛の腐食反応を抑制する効果の高い水銀を添加していた。

【同社のボタン電池における無水銀化への取り組み】
アルカリボタン電池は、酸化銀電池に比べて正極材の水素ガス吸収能力が低いという特性がある。この度のアルカリボタン電池の無水銀化においては、電池の膨らみを抑制する為、酸化銀電池の無水銀化の際に開発された水素ガスの発生を抑制する3つの技術※に加え、水素ガスが発生しても電池内部で吸収する成分を正極活物質に配合することにより無水銀化を実現した。

アルカリボタン電池の無水銀化にあわせて、アルカリボタン電池・酸化銀電池・リチウムコイン電池の商品パッケージを刷新し、「水銀ゼロシリーズ」として発売する。
※ 記載されている製品名等は各社の登録商標あるいは商標。

○市場推定価格
アルカリボタン電池『LR44-ECO』 200円前後
アルカリボタン電池『LR43-ECO』 200円前後
アルカリボタン電池『LR41-ECO』 200円前後
アルカリボタン電池『LR1130-ECO』 200円前後
アルカリボタン電池『LR1120-ECO』 200円前後
アルカリボタン電池『LR44-2ECO』 400円前後
※「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したもの。
 製品の実際の販売価格は、各販売店により決定される。

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200906/09-0610/

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